【大人のベースギター】シリーズ四回目です。
今回でひとまず1区切りです。
さて、音が鳴らせたなら…
いよいよ曲を弾いてみよう!
用意するものは【うたぼん】です。
本屋さんでもAmazonでもどちらでも買えると思います。
これを開くといろいろな曲の歌詞とコードが書いてあります。
もし洋楽など、うたぼんに載って無い曲が弾きたい場合は、〇〇(曲名)コードで検索すればだいたいの曲は出てきます。
これを見て、お持ちの音源やYouTube等の音に合わせて弾いてみるのです。
ベースにコード?!そんなのあるの?
と思った人もいるでしょう。
あるんだな。これが。
ですが、今回はコードの中でも主軸となる音(ルート音 主音とも言います。)だけを使って弾きますので、ベースでコードの押さえ方を覚えるとかはありません。
ルート音はどんなコードでも基準となる音ですので、これを鳴らせば音が外れていると言う事にはなりませんので安心して下さい♪
さてコード譜面を手に入れて、前回で覚えた、ベースを音が鳴る状態にセッティングしたら、ベースの基本的な構えを覚えましょう。
この写真の様に、
左手は親指をネックの裏に置き、その他の指は1フレット(フレット=ネックの指板に打ち込まれた金属の区切りです。)間に一本ずつ指が乗る感じにひらいておきましょう。
他にも握り込むフォームなんかもありますが、今は指が動かしやすいこのフォームを覚えて下さい。
右手は人差し指と中指で、交互に弦を弾きます。
コツは長さの違う人差し指と中指の指先が揃うように少し手首を斜めにすることです。
俺の手はそっちには曲がらねえんだよ!って言う人はネックを少し起こしても良いでしょう。
左手で弦を押さえる時は親指と他の指でつまむ様にすると、力を使わずに押さえられます。人間、握力と比べても指先でつまむ力って結構強いんですよ。
次に押さえる場所です。
英語で表記するとこんな感じになっています。
初見は難しく感じるかも知れませんが、よく見てみると気づきませんか?
同じ音が多いと言う事に。
そうなんです。覚える音はABCDEFGのたった7つだけなのです。
1オクターブ上下の場合もありますが結局は同じ音です。
0は開放弦、後はネックの左から1、2、3とフレットが刻まれています。そのフレットの手前を押さえて弾くと上記の音が鳴ります。
次にコード譜面の見方です。
歌詞の頭にA mや C7みたいな感じにコードが書いてあると思いますが、大文字のアルファベット以外の記号は基本無視して構いません。
この大文字のアルファベットがコードの主音(ルート音)になります。
ですが注意点として、F#やB♭の様に、♯や♭が付いている場合は主音が半音ずつ上下すると言う記号ですので、この場合は半音(1フレット分)ずらして下さい。
♯が半音上がる。♭が半音下がる。です。
この表の空白の場所がそれに当たります。
早速曲に合わせて弾いてみましょう。
最初はボーーンと伸ばしっぱなしの音で構いません。
コードの変わるタイミングで弦を鳴らしましょう。
これだけでも最初は難しいと思います。
ですが、最初はみんな下手くそなので気にせず少しずつやりましょう。
やり続ければ必ず上手くなります。
慣れてきたら曲に合わせてビートを刻んでみましょう。
ビートには8ビートや16ビート、4ビートやシャッフルなんてありますが、特に難しく考えずに曲に合わせていい感じになる様に遊び心を持って弾きましょう。
ドラムの音とか全体のリズムに合わせて好きな感じにノッてみれば良いのです。
なんなら途中で踊っても構いません♪
例えばプロになる様な、めっちゃくちゃ上手くなる為のメソッドはありますし、最短で上手くなるトレーニング法!的な事もやった方が上達は早いのでしょうが、まずは【楽しむ】と言うのが重要です。
ここで楽しめると楽器はずっと楽しくやっていけます♪
どんな趣味でも同じだと思います。
お酒のグラスでも側に置いて、のんびりやるのが大人の趣味ってもんですよ。
自分なりに少しずつ技術を積み上げていきましょう。
あなたの人生の豊かさとなりますように。