【大人男子の思考・思想】アウトプットが少ない時だからと言って、何もしていない訳では無いのです。
お題「#応援しているチーム」
F1も今週末からですし、とても楽しみなのですが、今回はもう既に開幕している【野球】のお話です。
そう、【ベースボール】
毎年HAMさんと一緒に【タイガース】を応援していますが、今年は弱いですね。
意気揚々とこのお題で書こうとして、放心してしまいました。
こりゃ書けねえな…。
と言ってしまうのは簡単ですが、最初絶好調でも、結果最下位になってしまうのがプロ野球ですし、最初最下位でも、どんどんのし上がったりするのもプロ野球です。
トーナメントと違い、ずっと戦い続ける事がリーグ戦の過酷さです。
その分まだチャンスもあると言えるでしょう。
F1の世界でも、その歴史の中で数々の優勝をし、名門と呼ばれたウィリアムズが、今は低迷しています。
しかし、副代表のクレア・ウィリアムズは、
【世界が終わった訳じゃないわ。】
と決して諦めずに、少しでもポジティブなチャンスを模索しています。
彼女のこの姿勢は尊敬に値します。
男だらけの世界でずっと批判に晒される事の辛さは、私には想像もつきません。
以前このブログで書きました【囲碁十訣】の中でも、【貪って勝とうとしてはならない。】
というものがあります。
勝負事で貪欲さは必要なのですが、結果を急ぎ過ぎてカタくなってしまうとかえって良くない結果になるというやつです。
他にも、【敵が強い時は自らを安全にすべし。】
とも言われています。
防御力を高める事だけではありません。
チームや選手に対する批判・誹謗中傷から守る、ケアをする体制が整っているのでしょうか?
元阪神タイガースの選手で、日本ハムでも優勝に貢献した新庄氏が言っていた事を思い出します。
【プロ野球選手になる様な人はみんなめちゃめちゃ上手いんだから、後はメンタルの問題だよ。】と。
チームの力を発揮できるムードを作る事。
自分とチームを信じられる環境があれば、どんな逆境の中でも、信じて練習を続け、インプットするモチベーションを維持できると思います。
例え周りからは何もしていない様に見えたとしてもです。
多くの低迷している組織は、疑う事に躍起になってしまいがちです。
贔屓の選手やチームが低迷していることは残念ですが、困難を乗り越える事で、私達に勇気を与えてくれると信じています。
そして、トンネルを抜けた時にはより大好きなチームになっているでしょう。
NetflixのF1ドキュメントもとても面白かったです。
『Formula 1: 栄光のグランプリ』シーズン2 予告編 – Netflix
その中で意外だったのが、全員がチャンピオンの集団であり、世界のトップの中のトップレーサーであるたった20人しか存在しない、選ばれたドライバー達も、よく無線で泣き言を言ってる事です。
テレビ放送では追いついてスパッと抜き去ったシーンでも、
抜くのは難しいよ。みんなめっちゃ速いよ〜!
と言っていたり、
ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンでさえ、
本当にこれでいいの?僕たち何か間違えて無い?
と不安になったりしているのです。
どんな人でも上手くいかなかったり、調子の悪い時もあります。
何もしていない様に見えて、実は静かにインプットしているという人も居るでしょう。
周りには解りにくいものです。
他人はもちろん、チームメイトや家族、近くに居る人でさえ、【アウトプット】がその人の評価になってしまいがちです。
下手したら自分でさえも。です。
何もしていない。できていない。
と見えてしまうものです。
理想を言えば。一番近い人が気付いてあげられたらと思います。
気付かなくても信じてあげられたら、救われると思います。
自分には信じてくれる味方が居る!って思える事は、とてもありがたい事です。
めちゃめちゃ力が湧きますし、自分を信じる事もできるでしょう。
調子いい時だけでは無く、低迷した時も、いつかきっと良くなる!と信じられるファンにTORIOTTOもなりたいですね。