【大人のベースギター】シリーズ二回目です。
さて、いよいよあなたの相棒となるベースを選びましょう!
ですがその前にベースを演奏する為に最低限必要な物を知っておきましょう。
ベースギター本体
シールドケーブル
ベースアンプ
以上です。
ベースギター本体
これは言うまでもありませんね。これが無いとエアベースになってしまいます。
詳細は後程。
シールドケーブル
ベースをアンプと接続する専用の線です。
電磁波等によるノイズが入るのを防ぐ為にシールドコーティングされています。
楽器屋さんに必ず置いてますので「シールド下さい。」と言えば案内してくれます。
注意すべき点はプラグの形と値段です。
プラグの形は真っ直ぐとL字型の二種類があります。
使用する機材に合わせて選ぶのですが、最初は写真の様に片方ずつになったものを選ぶと大丈夫でしょう。
値段はピンキリですが、あまり安い物だとすぐに断線してしまったりとかえってコストがかかります。
またベースギターは基本的に機材が少ないので、シールドがサウンドに与える影響も大きくなります。
長さはとりあえず3メートル位でOKです。
ベースアンプ
ソフトを使ってパソコン等を用いてもいいのですが、出来る事が多過ぎて初心者には扱いがややこしいと思います。
まずはアンプを買いましょう。
やはり空気の振動する音は良いものです。
これも楽器屋さんに必ずありますので「ベース始めるんで〜。」と言えば案内してくれます。
家での練習用なら5〜10ワット位の物でじゅうぶんでしょう。
ここでの注意点は必ずベース用の物を購入しましょう。
ギター用の物は音域がベース用とは違いますので本来のサウンドが出せません。
定価で1〜2万円くらいのもので、ちゃんと音が出ればハードオフなんかの中古品でもかまいません。
夜間や集合住宅で練習するならヘッドホン端子のある物を選びましょう。
ヘッドホンのみ使えるヘッドホンアンプというのもありますが、どうせ必ずスピーカーからの音も鳴らしたくなりますので両方使えるものにしましょう。
さて、ベースギターの選び方の詳細です。
他の機材はネット通販でもとりあえずOKですが、最初のベースギターは必ず触って選びましょう。
どうしても近くに楽器屋さんが無いなら仕方ありませんが、通販で購入する場合はあまりに奇抜なデザインや極端に安い品、中古品等は避けましょう。
楽器屋さんでは、弾けなくても持たせて貰って重量やバランス、ネックの握り心地や手触りなどが違和感無いか確認しましょう。
同じ様に見えて結構差がありますよ。
そして、一番重要な事は【ルックス】で選ぶ事です。
やっぱりべっぴんさんはずっと触っていたくなります(笑)
ずっと一緒にいたいと思えるお気に入りの見た目の恋人(ベース)を選びましょう。
正直、初めてなら音の良し悪しはよく判らないでしょうし、一目惚れでOKです。
それに、今は初心者モデルも品質が良くなっています。
店員さんに初心者である事と予算を告げて紹介された中から見た目が気に入った物を選べば大丈夫でしょう。
そんな見た目とか良いから、取り敢えずこれにしとけば間違い無いだろって言うの教えて!
と言う人は
プレジションベースと言うモデルかジャズベースと言うモデルを買えば間違いないでしょう。
プレジションベースは
この写真の様にボディーの真ん中に互い違いになったピックアップ(音を拾うマイクの部品)が1つ付いたモデルで中低音が効いたボンボンと言う感じのベースらしい音がするベースです。
ジャズベースは
この写真の様に細長いピックアップが2つ付いたモデルで低音から高音までバランスの良いベンベンと言う感じのモダンな音のするベースです。
どちらもベースの定番!王道であり時代もジャンルも超えて多くのアーティストに使われてきたモデルです。
オリジナルはフェンダー社の製品ですが、他のメーカーも同じ型のモデルを作るくらい完成されたデザインのベースです。
クールでテクニカルなプレイのベーシストを目指すならジャズベース。
ホットでエモーショナルなプレイのベーシストを目指すならプレジションベースが扱いやすいでしょう。
ベーシストとして最初の一歩はこれらのアイテムを揃えれば踏み出せますが、他にあった方が良いアイテムも幾つかあります。
一つはベースのケースです。
ベースを買ったら付いてくる事も多いですが、無かったらいつか購入を検討しましょう。
楽器をホコリや衝撃から守り、持ち運びも可能にします。
ついでにギタースタンドもあると良いですね。
壁に立て掛けておいて、ついうっかり倒してしまうと泣きます(泣)
もう一つはチューナーです。
ベースの弦のチューニングを補助する機械です。
初心者は正確なチューニングを心がけて間違った音程を覚えてしまわないようにしましょう。
今はスマホのアプリとかでもとりあえず出来ますが、スタジオやステージで弾く場合、着信がきたら困るので専用機を買いましょう。
そんなに高くないモデルでもしっかりチューニングは出来ますので予算に合うものを見つけて下さい。
あと二つ。
ストラップとピックです。
ストラップは立って弾く場合に肩から掛ける帯です。
ピックはピック弾きと言うプレイをする時に使う小さな板状の物です。
これらはどれもすぐに必要ではありませんがいずれ要る様になるので覚えておくと良いでしょう。
さあ、以上の事を踏まえて思い切って楽器屋さんに足を踏み入れてみましょう。
続きはまた次回に。