【人の集まる場所に需要有り。】
これはどんな場所もどんな時代も共通の、普遍的な法則です。
今、街は閑散とし、一ヶ所に大勢が集まる事は無くなってしまいました。
だからといって、景気が悪くなる!と決めつけるのは早計です。
物理的な場所では無く、カテゴリー?として見ればものすごーく大人数が集まっている場所があります。
そう、皆さん想像通りの、【家】です。
今の騒乱の中でも伸びている業界もあります。
捨てる神あれば拾う神ありです。
基本的には【家で楽しく快適に過ごす事】に関係するものは需要が伸びているそうです。
何を当たり前の事を、とお思いになるかもしれませんが、二次的、三次的に関係する物を考えて行くと、案外いろいろなところにチャンスはあると思います。
TORIOTTOの家も最近プロジェクターを買いました。
壁に大画面で映して動画コンテンツを楽しむ為です。
めっちゃ良いですね。
HAMさんと並んでゴロゴロとお酒飲みながら【家】映画館です。
家映画館ならちょっと良いワイングラス?
それとも割れにくいグラスとか?
ポップコーンを入れる大きいカップとか用意しても良いですね。
外出自粛になる前には考えもしなかった楽しみ方です。
他にもカトラリーや調理器具。
ちょっと凝った料理に使うハーブなんかも売上が伸びているそうです。
本、アート、楽器、ゲーム等の家で楽しむホビーや工具なんかも良いですね。
文化的なモノの需要は上がると確信しています。
植木や花を増やした人も居るでしょう。
まだまだ考えればいろんなアイディアが浮かぶと思います。
しかし、短期的には企業は不景気になるでしょう。
家計も冷え込むと思います。
さて不景気な時に一番最初にカットされて、好景気になっても一番最後にまわされる費用は…【広告費】です。
アドセンス…大丈夫かな?と思います。
YouTubeやってる人もめちゃくちゃ収益落ちているそうです。
広告のあり方も変わると思います。
アドセンスの利点はビッグデータを活用して、ユーザーそれぞれに専用にカスタマイズされた広告を出せる事です。
しかし、いつまでエンドユーザーのみにデータを活用しているのでしょうか?
何の為のビッグデータ?
依頼者やインフルエンサー・看板を提供する者とリンクした、ビッグデータの活用はしないのだろうか?
こう言うブログやYouTubeはOKで、こういうのはダメだ!
とかじゃ無くて、
この変人(笑)にはこのユーザーを。
この品物面白いからこのブロガーをマッチングする。
みたいに、え?!マジで!?
と思わせる驚きを提供する事こそが、多様化する世界でのビッグデータの活かし方ではないでしょうか?
それが出来ないなら、名前がカッコいいだけで、既存の広告代理店と大差無いと思います。
今の、皆さんの行動がある程度似通っていて需要のイメージがしやすい状況なら、企業も自分で記事を書いて、自分で広告を載せた方が安上がりで良いと考えるでしょう。
ブロガーもわざわざアドセンスを意識するより自分でこれ良いよ?!って言う品を自身のブログで紹介した方がマージンも良さそうに思います。
正直な感想を言えば、予想可能なビッグデータはもう皆の知る共通認識であって、わざわざブログを書くのに気を使うメリットは薄いと思います。
知らなかった【ドンピシャ】を知らせてくれるものじゃ無かったのかな?
と思います。
最近ブログを始めた人ってかなり増えたんじゃないでしょうか。
いわゆる新世代の。
私もそうですが。
少し前までブログはオワコンとか言われていたそうです。
しかし、新規ブロガーは増えています。
彼等が新しい発見の提供者になるかもしれません。
また最近の傾向として、
【バリバリ頑張って飛び抜ける為の、ガチビジネスアドバイス!】
と言うブログでは無く、割とまったりした、マイペースで人に寄り添うブログが増えた気がします。
私が書いているブログも、4月に入ったくらいから極端に読んで下さる方が増えたと思います。
こんな何の役に立つのかわからないブログにも少し需要が増えたのかな?と思います。
みんながガツガツしなくなった?!
家でゆっくり過ごすひきこもりの達人のブログなんて、ちょっと前にはダメブログと呼ばれていたでしょう。
今はめちゃくちゃ注目されると思います。
もちろん、ゴリゴリビジネス系のブロガーを否定している訳ではありません。
ただ、あり様が変わるだけです。
例えば、【圧倒的説得力を持つプレゼン方法!】みたいな記事は、会議どころか出社さえしなくなりつつある昨今の状況には合わないでしょう。
しかし、【自宅で出来る圧倒的に生産力が上がる行動!】みたいな記事だと、今のニーズにも合っていると思います。
真にビジネスセンスのある人は、私なんかよりよっぽど上手く変化に対応されるでしょう。
投資等の、究極的には労働からの解放を目指す方向にシフトするのもアリだと思います。
少し前に流行ったミニマリストも、家でじっと過ごす場合はどうなんだろ?と思います。伽藍とした箱の中で…。
少しプラスアルファの方向にシフトするんじゃないかな?と思います。
ミニマリストが厳選する、快適グッズ!みたいな?
料理ブログなんかも需要上がるでしょうね。
他にも、今まで見向きもされなかったブログが注目されるかもしれません。
うだうだと何を言いたいの?と言われそうですね。
【結論】を言います。
大きなモノから小さなモノに、マクロからミクロに、情報社会のベクトルは変わるんじゃないかなと思います。
ブログやSNSもYouTubeも、より個人に寄り添ったモノがウケる様になるでしょう。
トレンドは反動の繰り返しです。
ビッグデータは今や個人に寄り添う様に見えて、多数を統合する大意・常識でしかありません。
常識に個人発信が迎合するのでは無く、
SNSやブログが出始めた時の様に、個人発信が常識を動かす方向に修正されつつあるんじゃないかと思います。
ビッグデータに情報を提供する時は無条件で、ビッグデータから利益を得る時には規格を設ける。
これでは統一規格品の羅列しか生まないシステムになってしまいます。
出来過ぎてて、【予想外の驚き】の入り込む隙の無い広告に操作されるユーザーは、これから先どんどん減って行くでしょう。
人の嗜好はそこまで単純ではありません。
今はまだ需要も似通っていますが、人はいつまでも、どこを切斬っても同じ様なモノに興味を持つ事はありません。
人民服で満足できるのは服が無い時だけです。
Googleとアドセンスに頭を下げてお任せする人より、自分の口でこれ良いよ!と言える人が、今後強い影響力を持つ様になるとTORIOTTOは思います。
真に個人発信の時代です。
まあ、もちろん私なんかよりよっぽど賢いアドセンスは無くなる事は無いでしょう。
しかし、今のままでは、依頼者か、依存者か、利用者のいずれか?
若しくは全ての人が、遅かれ早かれ離れていくでしょう。
人が離れる所に需要は無くなります。
私のちっぽけなブログでさえも、初期と今ではだいぶ論調が違います。
今日の記事も、何度も読み返して、伝わり難い箇所、誤解を受けそうな箇所を、より正確に伝わり易くなる様に、加筆修正を繰り返しています。
今ご覧になっているあなたはラッキーですよ?
今がこのブログの最新版です。
あのキリスト教や仏教だって、初期と今ではかなり変わっています。
ブレている訳では無く、
それは必要な多様化だったからです。
ましてや腐ってもあの天下のGoogle!
きっと劇的な変化を成し遂げると思います。
それはそれで、私はとても楽しみです。