【謝罪】と言うのはディフェンスでは無く、オフェンスであるとTORIOTTOは思います。
ごめんなさい。
この一言が言えるか、言えないかでその後の人生が変わると言っても過言ではありません。
口だけの謝罪なんて意味がないだろ。
と思う人もいるでしょう。
口から出る言葉と言うものは、物理的な【ハードウェア】より、人間の【ソフトウェア】に多大な影響を与えます。
先日HAMさんと、また【テラスハウス東京】の続きを観ました。
(前回の考察についてはこちらhttps://www.toriotto.com/entry/2020/04/03/135556をご覧下さい。)
前回の事件の後、先にちゃんと謝ったのは【カイ】でしたね。
彼は謝罪する事で見事に自分をアップデートし、評価を挽回しました。
ここでの評価は、その場に居たテラスハウスのメンバーからの評価では無く、今後出会うであろう多くの人からの評価であったり、今後彼の作品を観る多くの人からの評価であったりします。
【ハナ】は残念ながら、謝罪する事はできませんでした。
多くはあまり語らない様にしたいですが、この事は彼女の人生に多大なる陰を残すでしょう。
この番組は放送時とのタイムラグがあり、数ヶ月前の様子が放送されています。
恐ろしい事に今炎上するまでの数ヶ月がこれから放送されていくのです。
もちろん、【とりあえず謝っておけ】と言うのを推奨する訳ではありません。
自身の間違いをちゃんと理解していなければ口から出る言葉も意味を失ってしまいます。
【ハナ】とのやりとりが無ければ、【カイ】もきちんと謝罪する事は出来なかったでしょう。
世の中には【謝ったら負けだ。】と考える人が多くいます。
彼らは【謝罪する人間には何をしても良い。】とすら思っていたりします。
しかし、その当事者以外からの評価はどうでしょう?
将来的に信頼を失い、孤立していくのはどちらでしょうか?
自身をアップデートして、人生を改善していける人は間違い無く【謝罪出来る人】です。
一見、社会的に成功しているように見える人でも、何故かいつも不機嫌で、孤独な人っているでしょう?
彼らは【謝罪出来る人】でしょうか?
人間最終的に残るのは、【ハードウェア】では無く【ソフトウェア】です。
その事の大切さは、大人になればなるほど実感していくものです。
目の前の獲物しか見えていないのでは、動物と同じです。
TORIOTTOも昔は中々謝れない人間でした。
米つきバッタの様に、ペコペコするのはダセエとさえ思っていました。
しかし、謝ると言うオフェンスを知ってからは、ずいぶん見えるものが増えたと思います。
ひとつは、自分の至らない点です。
謝罪してもずっとネチネチと責められる事もあるでしょう。
嫌な気持ちになるかもしれません。
しかし冷静に、俯瞰して観れば、いろいろな事に気付くはずです。
自分の弱点、自分がされて嫌だと思う事、相手の弱点等です。
ある意味恐ろしいのは、頭が良い人ほど、謝罪をあっさり受け入れます。
相手の弱点をわざわざ指摘したりしません。
(同じチームとかなら別ですが、それでも相手がもう解っている事ならわざわざ言いません。)
むしろ、こちらも〜が悪かったと謝罪されたりします。
逆に、失礼な言い方ですが、残念な人ほど、ずっと相手を責め続けたりします。
そんな人でも気付かされる点はあるでしょう。
謝罪をして、感謝をして、距離を置けば良いのです。
感情的にキレる人は論外ですが…。
今後、その人との最適な距離が判る点も、謝罪する良さだと思います。
精神がすり減る相手とは、無理に付き合う必要はありません。
理性的な人とは付き合いを続け、そうで無い人とは無理に付き合わず、距離を置けば良いのです。
そもそも、頭の良い人とは、謝罪する時だけでなく、ただ一緒にいるだけで学べる事が多くあります。
自分の周りの環境をトリートメントする事によって、今後の人生が改善される事もあるのです。
さて、ここで皆さんに謝らないといけない事があります。
TORIOTTOのブログは、過去のものも含め、随時アップデートしています。
最初から完成品をアップすれば良いのでしょうが、私自身、日々アップデートされていますし、
より観る人に伝わり易く、分かり易いブログにしようと、あれこれ手直しをしていってます。
もしかしたら、あなたの琴線に触れた言い回し…お気に入りの内容等も、変わってしまうかもしれません。
こう言うのはあまり好きじゃないと思われるかもしれません。
その事は本当に申し訳ありません。
ですが、我儘ですが、より完成度の高い物を目指して、日々アップデートさせていただきます。
それでも、これからもこのブログを読んでいただければ、TORIOTTOは心から幸いに思います。