Life for happy! TORIOTTO blog

大人男子TORIOTTO(とりおっと)のポジティブな暮らしへの思考・思想を綴ったブログです。キーワードはLife for happy!

【大人男子の思考・思想】魂魄をあらわせ!【魂と言うソフトウェア】

PVアクセスランキング にほんブログ村

世界中で多くの人が亡くなっています。

TORIOTTOにとって、人はいつ、どこで死んでもおかしくないと思わされるのは、阪神淡路大震災以来でしょうか。

 

桜はそれでも毎年と変わらず、美しく咲いています。

 

せめてそれを慰みに、亡くなった方々の御冥福をお祈りします。

f:id:TORIOTTO:20200331154254j:image

 

TORIOTTOオススメの漫画の一つ【陰陽師

f:id:TORIOTTO:20200408231114j:image

鬼才夢枕獏先生が書かれた、小説

f:id:TORIOTTO:20200408231118j:image

が原作で、映画化もされてましたね。

この作品の中で【雷公】こと菅原道真が生前、文章博士(大学寮の教官・当時の学問のトップ)だった時に、試験問題として

「魂魄をあらわせ。」

と問うた。というエピソードがあります。

作中では、ざっくりと言って【魂】はたましいで、【魄】は肉体だと説明されていました。

 

TORIOTTOの私見ですがこれは、

 

【魂】=ソフトウェアやデータ

【魄】=ハードウェア

 

なんじゃないかなと、

情報としての個人と、物理的な個人なんじゃないかなと思います。

 

例えば、今の時代SNSやこう言ったブログ等様々な場所に情報としての個人は残ります。

 

人の記憶に残る場合も同じでしょう。

これらはその個人がどんな状態であっても、変わらずに残り続けます。

それに触れる人は、例えばその個人を知っているかどうかで、その受け取り方が変わってしまいます。

 

例えば、あるブロガーの信者とアンチが、お互いにブロガー名を出さずに、

「読んでるブログでこんなのがあってさー。」

みたいな感じで話し会ったら、片や褒め称え、片や扱き下ろし、そこには良いブロガーと悪いブロガーの2人がいる様な状態になってしまいます。

 

人を呪わば穴二つって、そう言う意味もあるのかも知れませんね。

 

生きている人間でもそうなら、死者だとなおさらです。

「俺、そんな事言ってないよ。」

と、自分で修正が出来ませんから。

 

TORIOTTOはF1が好きです。

去年はHONDAも中々良い感じで、何度か優勝もしました。

 

しかし、参戦した頃は競争力が無く、散々な成績でした。

この頃、ネットの掲示板等で度々見られたのが、

 

本田宗一郎なら撤退しろと言うはずだ!】

 

と言う輩です。

いや、生前F1に携わっていた時も勝つまで諦めない人で有名だったろ。と、思いました。

 

その後HONDAば諦めずに去年、遂に優勝したのです。

この言わば【呪詛】にも負けずに優勝したHONDAは天晴れだったと思います。

 

結局、自分の意見を権威付けしたいが為に、故人の口で騙っていただけなんでしょうね。

 

昔から、仏教では何度も法事をし、何年もかけて故人は成仏したんだと縁者に納得させ続けます。

 

神道でも、死者に執着する事は穢れとされています。

 

最近の世界規模の感染症の騒ぎで、著名な方も亡くなっています。

 

その時、故人をしのぶだけでは無く、例えば特番を組んだり、SNSでトレンド入りしたり、酷いのになると「〜さんもそう思っているはず。」とか言い出したりする輩も出るかも知れません。

 

それを続けると、故人はこの騒ぎと結びついて記憶され、この騒ぎのアイコン…寓意となってしまいます。

 

これは中世に陰陽師が鬼を造ったやり方と同じです。

全ての穢れを鬼に被せ、祓い、神に祀り上げて、最後は自分達が鬼となり【土】に還っていったのです。

 

これは専門家だからそう出来た訳で、そうじゃ無ければ、鬼にしたまま放ったらかしにされて、穢れた情報の塊=【悪霊】となってしまうでしょう。

 

 

そうならない事を祈ると共に、

今は只々安らかに。御冥福をお祈り申し上げます。

 

 

PVアクセスランキング にほんブログ村