大人男子の皆さん、【家事】やっていますか?
人との付き合いはギブ&テイクである。
幸せとは、如何にギブするかにかかっている。
愛する人に対してだったら尚更でしょう。
さあ、男子諸兄よ。家事をしよう!
なにも毎回全てやる必要は無いんです。
帰りがちょっと遅くなった時に、「やっといたよ。」と言えるくらいで良いのです。
さて、数ある【家事】の中から、今回は洗濯について説明します。
何故洗濯かと言いますと、忙しくてもやらないといけない事だからです。
料理なら、作れなければ外食なり宅配なりで賄えるでしょう。
掃除なら、風呂掃除以外なら1日くらいやらなくても、そこまで変わりませんし、なんならロボットにやってもらう事だってできます。
しかし洗濯は、人間が服を着る以上、いつの時代もやらないといけない事なんですよ。
洗濯しないと夏場なんか特に臭いますし(時間が経った男の汗の成分は、特に臭くて、愛する人を萎えさせます。)、白い下着なんかは黄ばみの原因になったりします。
また梅雨時の貴重な晴れ間だと、疲れていてもやらないといけないのです。
洗濯はやれば必ず喜ばれます。
【モテは喜びの積み重ね】です。
さて、前置きが長くなりましたが、愛する人にモテる為の洗濯のコツを伝授します。
喜ばれる為には、
あくまで手伝いとして考える事です。
なんでもかんでも手を出し過ぎると、結局
「もう、触らないで。」と言われてしまいます。
せっかくの好意も台無しになり、あなたも腹が立って険悪な空気が流れます。
これでは逆効果です。
よく男性がやりがちなんですけど、洗濯表示なんかをガチで調べて、洗い物のタグを一つずつチェックして、パーフェクトにやろうとするんです。
日常、脱衣所に置いてあるカゴの中の洗濯物で、表示を気にする必要はありません。
めっちゃ気を使う衣類をそんなとこに置かないでしょうし。
気にするなら素材くらいで構いません。
(↓とは言え、一応興味ある方の為に洗濯表示について詳しく紹介されているページを貼っておきます。
https://www.y-aoyama.jp/knowledge/maintenance-Washingmark )
まず下着類。
ぶっちゃけ最低限これさえ洗っとけば大丈夫です。
臭いのはほとんどこれらです。
必ず洗濯ネットに入れてから洗いましょう。
100均にも売ってます。これに入れると衣類が痛みにくくなり、長持ちします。
出来るならネットを複数用意して、全ての洗濯物を入れても良い位です。
ただし、一つのネットに詰め込み過ぎると中で衣類が泳がなくなり、洗う効果が落ちたり、最悪ネットが破れたりします。
綿の衣類や白シャツ、タオルなんかも同じです。
女性の下着は、ユニクロとかの安いやつは同じ様に洗って問題ないでしょう。
が、高級そうな、レースや装飾が付いたものなんかは、触らず本人に任せた方が良いでしょう。
パーカーやスウェット、パジャマや部屋着も同様です。
次にジーパンです。
注意するのは色が落ちると言う事です。
元々色が薄くなってる物なら大丈夫ですが、リジッドのデニムなんかは必ず分けて洗いましょう。
他にも色の鮮やかな物。派手な色のTシャツや蛍光色のアイテムは別に洗った方が良いでしょう。
また、色落ちするという事はせっかくの洋服の色もハゲるという事ですので、専用の、【オシャレ着洗い用】の洗剤を使います。
素材に艶があるもの。
これは手洗いが無難ですね。
艶があっても、素材が綿やナイロンならネットに入れれば大丈夫でしょう。
ニット、セーターも同じですね。
どうしても洗濯機で洗うならニットだけで洗濯ネットに入れましょう。
ネットに入れて、洗濯機の水流を一番弱くして(専用のモードがある洗濯機の場合はそのモードで)、オシャレ着洗いの洗剤で洗います。
基本的にはウォッシャブル以外のウールは手洗いをします。
一見洗濯機が使えなさそうに見えても、使ってOKなものは、製品名にウォッシャブルって書いてあります。
この様に、タグの洗濯表示マークより、まず素材(色)のみを気にした方が現実的にスムーズに洗濯ができますよ。
さて、次に洗濯機の使い方ですが、
今時の洗濯機は、基本的に洗濯物入れてスタートボタンを押せば自動で重量を計測して、何リットルの水で洗うか表示されます。
表示されたらもう一度蓋を開けて、それに合わせた分量の洗剤を投入してから蓋を閉めれば、洗濯が始まります。
(慣れてくれば洗濯物の量を見て自分で予測できたりします。)
ここでの注意点は、【必ず専用の投入口】に入れる事です。
洗濯槽のフチなどに投入口があって、そこに【粉末洗剤】【柔軟剤】【液体洗剤】【漂白剤】などと書いてあります。
それぞれの場所に投入しましょう。
漂白剤は言うまでも無いでしょうが、
粉末洗剤や柔軟剤を直接上からぶっかけたりするときちんと水に混ざらずにムラになったりします。
液体洗剤は基本直接入れてもいいのですが、専用の投入口があるならそこに入れた方が無難でしょう。
専用の投入口が無ければ、上からぶっかけても構いません。
投入口があっても、予約洗濯以外は上からぶっかけても構わないそうですが、やはり投入口に入れた方が洗剤がスムーズに溶けますし、溶ける前の洗剤が直接衣類に触れるのに抵抗がありますので、うちでは毎回投入口に入れています。
それ以外のスイッチは下手に押さなくて結構です。
全自動で洗ってくれます。
うちは洗濯乾燥機だよ。って人は、洗濯後、必ずネットから出して、乾燥機に入れられない衣類と分けないといけません。
あと使用後の乾燥フィルターの掃除も必要です。
最近は自動でフィルター掃除もしてくれる洗濯機もあるそうですね。
スマホと連動してたり、凄い時代です。
欲しいな…。
ちょっと脱線しましたね(笑)
手洗いの場合はおしゃれ着洗いの洗剤でタライの中でじゃぶじゃぶ揉み洗いして、よくすすいだ後脱水して干すわけですが、難しそう!と思ったら、無理せず手を出さない様にしましょう。
そして素直に伝えて、また一緒にやり方教えてよ。と言いましょう。
次は洗剤の説明です。
粉末洗剤
洗剤と聞いてまず思い浮かべる一般的な洗剤ですね。
メリットは、洗浄力が強く白いものをより白くする力は、液体より強いと言われています。
また一般的な分価格も安いです。
デメリットは、冷た過ぎる水だとうまく溶けにくい点です。
まあ最近はかなり改善されている様ですが。
液体洗剤
こちらもよく使われますね。
メリットは、消臭効果や殺菌効果が高いと言われています。また、柔軟剤を入れなくても、その成分がすでに入っている物もあります。
冬場に冷たい水で洗ってもちゃんと溶けます。
デメリットは、粉末に比べて価格が高い事。
容器が嵩張る事ですかね。
毎日の事だとちょっと気になったりします。
あと、白い衣類は粉末の方が白くなる。と言う人も多いです。
これも最近は改善されている様ですが。
これらは正直どちらを使っても問題ないでしょう。
春夏秋は粉末、冬は液体みたいな使い分けもありだと思います。
おしゃれ着洗い
こちらは色柄ものや、セーターなんかを洗う専用の洗剤です。
単純な洗浄力は上記の洗剤には劣りますが、大切な衣類を傷めずに洗えるでしょう。
襟用洗剤
ワイシャツ等の襟の黄ばみに特化した洗剤です。
塗りやすい様にスティック型になっていますね。
これを洗う前に襟の黄ばみに塗ってしばらく置いて
から洗濯機にいれます。
男性のワイシャツの襟なんかに最適です。
柔軟剤
洗った衣類に香りを付けたり、柔らかくして肌触りをよくする効果があります。
女性は基本、これが好きです。
モテる為には是非とも取り入れましょう。
ですが、唯一注意点が。入れ過ぎは禁物です。
香水のつけ過ぎと同じでエグい臭いになります。
最後は漂白剤です。
白い衣類を漂白する塩素系もありますが、普段の洗濯にはこちらの色柄用のものを使います。
夏の男子臭対策や靴下やパンツの殺菌に使います。
他にもいろいろありますが、とりあえずこれくらい覚えて使いこなせばだいたいの物の洗濯は出来ます。
容器の裏に使い方も書いてありますしね。
洗濯機が終わったら、次は干します。
覚える事は2つ。
干す前にパンッ!と叩いてシワをとる事。
ニット類は基本平干しする事です。
シワを取らないと乾いた時にシワシワで固まってしまいます。
ニットは重量で伸びやすいので、平干しと言って、平らな板や網にのせて干します。
平らで清潔な所ならどこでもOKです。
最後に、洗濯物を取り込む時の注意点です。
衣類の上が乾いていても、下が濡れている可能性がありますので、必ず触って確認する事。
また、靴下等のペアになっている物は、取り入れる時にまとめておくと後で楽ですよ。
以上とても長くなりましたが、洗濯の概要でした。
男子諸兄も是非チャレンジして、惚れ直して貰って下さい。
最後に補足の注意点です。
もしこの先スキルが上がって、スペシャリストになった時も、普段やっている人にダメ出ししない様に。
普段やっている人は、知識だけじゃなくその家に合わせたメソッドを完成させています。
アドバイスを求められた時以外はそれを破壊する行為は慎みましょう。